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Unknown option '--no-version-vectors--no-version-vectors' のエラーに対応する方法 | Xamarin.Android


今回は、Xamarin.Android のプロジェクトにおいてビルドした際に突発的に以下のような複数のエラーがエラー一覧に表示される場合の対応方法についてご紹介いたします。


xamarin_no_version_vectors_01.png



前提条件
・Windows10 Pro 64Bit
・Visual Studio 2015 Community Update3
・Xamarin 4.8.0.757 (NuGet Xamarin.Forms 2.4.0.282)
・macOS Sierra 10.12.6 / Xcode9 / Xamarin.iOS 11.6.1.3



1.エラーの内容

ビルド時に以下のようなエラーが突然表示されます。私はいつもクリーン&リビルドしていますので、特にリビルドしたからという事でもなく、バージョンをアップデートしたこともなく、突然発生しました。

versionName in to manifest.
versionCode in to manifest.
Unknown option '--no-version-vectors--no-version-vectors'
targetSdkVersion in to manifest.
minSdkVersion in to manifest.
debuggable="true" in to the application node of the
'.
!.git:!.ds_store:!*.scc:.*:<dir>_*:!CVS:!thumbs.db:!picasa.ini:!*~




2.原因

Android.csproj ファイルをテキストエディタで開き、以下のように Xamarin.Android.Support.Vector.Drawable.23.3.0 の記載が2箇所存在することにより発生します。

<Error Condition="!Exists('..\..\packages\Xamarin.Android.Support.Vector.Drawable.23.3.0\build\Xamarin.Android.Support.Vector.Drawable.targets')" Text="$([System.String]::Format('$(ErrorText)', '..\..\packages\Xamarin.Android.Support.Vector.Drawable.23.3.0\build\Xamarin.Android.Support.Vector.Drawable.targets'))" />
<Error Condition="!Exists('..\..\..\..\..\packages\Xamarin.Android.Support.Vector.Drawable.23.3.0\build\Xamarin.Android.Support.Vector.Drawable.targets')" Text="$([System.String]::Format('$(ErrorText)', '..\..\..\..\..\packages\Xamarin.Android.Support.Vector.Drawable.23.3.0\build\Xamarin.Android.Support.Vector.Drawable.targets'))" />


パッケージをインストールしてからプロジェクトをソリューションに含めたり、プロジェクトのフォルダ階層を移動したりするとこのように複数のインストール情報がプロジェクトファイルに自動生成されることがあります。



3.対応方法

VisualStudio を終了し、Android.csproj ファイルをテキストエディタで開き、上記の記述のどちらか使用していない設定を削除&保存してリビルドすると正常終了します。

「使用していない」という基準につきましては、現在開いているソリューションから見て、Exists の中に記載されていますディレクトリのどちらが正しいディレクトリかという観点で判別すると良いでしょう。「..\」はひとつ上のディレクトリという意味です。上の例で説明しますと Xamarin.Android.Support.Vector.Drawableをインストールしている Android プロジェクトから見てpackages フォルダが、2つ上の階層にあるか、5つ上の階層にあるかどちらでしょうかという事になります。

標準のフォルダ構成であれば、以下のように packages フォルダはソリューションファイルと同列のディレクトリに存在し、Android プロジェクトから考えると2つ上の階層の中の packages フォルダという構成になります。

保存フォルダ -> ソリューションフォルダ -> Android フォルダ
       -> packages フォルダ
       -> ソリューションファイル(AppName.sln)

xamarin_no_version_vectors_02.png




最後までお読みいただきありがとうございます。
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石河 純


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