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ListView のパフォーマンス向上方法 | Xamarin.Forms


Xamarin.froms で ListView が少し遅いと感じましたので、その改善方法について調べた限りでご紹介いたします。


対策1.XamlCompilationOptions を設定する

アセンブリ全体に設定する場合は App.cs に記述します。
個々の画面やモジュールに設定したい場合は 各クラスファイルに記述できます。

オプションの詳細については以下のURLをご参考ください。
https://developer.xamarin.com/api/type/Xamarin.Forms.Xaml.XamlCompilationOptions/

using Xamarin.Forms;
using Xamarin.Forms.Xaml; [assembly: XamlCompilation(XamlCompilationOptions.Compile)] namespace AppName {     public class App : Application     {         public App()         {             MainPage = new NavigationPage(new ExplorerDx.Views.StartPage());
        }     } }

私は少しレンダリングがおかしくなりましたので、使用していません。


対策2.CachingStrategy を使用する。

PCLのCSファイルに基底クラスを記述します。

public class BaseListView : ListView
{   public BaseListView (ListViewCachingStrategy strategy) : base (strategy)   {   }   ... }


XAMLファイルに記述します。

<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>
<ContentPage xmlns="http://xamarin.com/schemas/2014/forms"
                     xmlns:x="http://schemas.microsoft.com/winfx/2009/xaml"
                     xmlns:local="clr-namespace:BaseListViewのネームスペース;assembly=アプリ名"
                     x:Class="アプリ名.Views.Page1">
  <local:BaseListView>       <x:Arguments>
        <ListViewCachingStrategy>RecycleElement</ListViewCachingStrategy>       </x:Arguments>
  </local:BaseListView>
</ContentPage>

尚、CachingStrategy を使用する場合、コンストラクタで設定されてしまうため、描画後はその値を変更できません。さらには、ListViewCell の高さや表示方法の変更などデザインを動的に変更することができなくなりますので、ご注意ください。


対策3.カスタムレンダラーを作成する。

Androidでは画像のカスタムレンダラーを作成してネイティブな描画をすることにより、パフォーマンスが改善されました。この対応方法が圧倒的にパフォーマンスを改善できますし、OutOfMemoryのエラーも回避できます。
カスタムレンダラーの作成方法は以下のURLにてご紹介しています。
http://itblogdsi.blog.fc2.com/blog-entry-165.html


対策4.その他の設定について

・DataSource には IEnumerable<T> 型ではなく IList<T> をバインドする。
・できる限り ViewCell の代わりに TextCell / SwitchCell 等を使用する。
・セルにラベルを複数配置するよりも FormattedString を使用して文字を成形・表示する。
・Cell.ForceUpdateSize メソッドの利用頻度を少なくする。
・Fill 以外の特殊なレイアウトオプションを使用しない。
・アンドロイドにおいて、行区切りのラインの可視・不可視・色の変更は避けたほうが良い。
・BindingContext を使用してセルレイアウト変更を行うことは大きなコストが発生します。
・階層構造などにおいて深い階層に配置しない。
・ScrollView の中に ListView を組み込まない。




当ブログの内容をまとめた Xamarin逆引きメニュー は以下のURLからご覧になれます。
http://itblogdsi.blog.fc2.com/blog-entry-81.html


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石河 純


著者名 :石河 純
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Windows: 10/8/7/XP/2000/me/NT4/98
Linux: CentOS RedHatLinux9
Mac: macOS Sierra 10.12 / OSX Lion 10.7.5 / OSX Snow Leopard 10.6.8
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