FirebaseでAndroidアプリのデバイステストを実行する方法 | Xamarin.Android
- 2017/07/26
- 23:49
今回はAndroidアプリのデバイステストについてご紹介したいと思います。
デバイステストと言えばGooglePlayのリリース前レポートでのテストがありますが、それをもう少しカスタマイズできて結果も詳細にわかるテストがFirebaseでできるようです。
2018/02/17 追記
Firebaseサイトが更新されていましたので、説明と画像を更新しました。
1.Firebaseコンソールを開く
(1)以下のURLからFirebaseコンソールを開きます。https://console.firebase.google.com/u/0/
(2)プロジェクトを追加からプロジェクト名と国を入力してプロジェクトを作成します。

2.テストの実行方法
(1)画面左のメニューから STABILITY > TestLab をクリックします。
(2)参照リンクからテストしたいAPKファイルを選択します。
※APKファイルの保存先
Xamarinの場合は以下のフォルダの中のSigned-apksフォルダの中に保存されています。
%userprofile%\AppData\Local\Xamarin\Mono for Android\Archives
(3)APKをアップロードすると、1回目の簡単なテストが終了します。
(4 )再度、画面左のメニューから STABILITY > TestLab をクリックし、テストを実行ボタンを押下しRoboテストの実行を選択します。

(5)参照ボタンから、再度APKをアップロードし、アップロードが完了したら
次へボタンを押下します。

(6)テストしたい物理デバイスの種類または仮想デバイスの種類を選択します。
テストができるのは1日で物理デバイス5件まで。仮想デバイスは10件までと制限があります。(有償で制限を解除可能です。)

(7)次にテストの条件を選択します。
画面の向きや言語(ロケール)、時間、テストの最深レベルなど。

(8)テストに認証が必要な場合はアカウントとパスを入力します。

(9)テストを開始ボタンでテストが実行されます。

3.テスト結果の確認
テスト結果はメールが飛んできますので、完了次第すぐに確認ができます。コンソールに戻り、テストの結果を確認する画面を開くと、ログ・スクリーンショット・動画に加えて、パフォーマンスやアクティビティマップが確認できます。
パフォーマンスはCPUやメモリ・ネットワークの使用量をグラフで確認できます。

アクティビティマップはどの画面に遷移したかを可視化したものですね。非常にわかりやすいと思いました。

基本的な使用方法は以上です。細かいところを見ていくと色々と使えそうな気がします。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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