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2019年8月以降の Google Play Console での公開方法 | Xamarin.Android


今回は Google Play Console で2019年8月1日以降に公開する方法をご紹介いたします。今現在、第3弾の新しいアプリの公開準備をしておりますが、久々の公開という事もあり、様々な変更点がありましたので覚え書きしたいと思います。


前提条件
・Windows10 Pro 64Bit 1803
・Visual Studio 2017 Community v15.8
・Xamarin 4.11.0.776 (NuGet Xamarin.Forms 2.4.0.282)



1.ターゲットフレームワーク

これは皆さんご存知だと思いますが、2018年以降毎年ターゲットフレームワークは上げていくのがマストとなっています。今年は2019年8月以降に新規公開をするアプリについては Android 9.0 Pie に設定する必要があります。
※既存のアプリに関しては2019年11月まで猶予があります。
※最小 Android バージョンについては任意のバージョンのままで大丈夫です。

xamarin_android_release_2019_00.png



2.Android9対応

ターゲットフレームワークを変更したことにより、Android9ユーザーのエラーが急増しました。以下のようなエラーが Google Play Console で検出しました。これはForegroundService (Android7 以前の BackgroundService から移行されました)にパーミッションが必要になったようです。

java.lang.RuntimeException: 
  at android.app.ActivityThread.handleCreateService (ActivityThread.java:3621)
  at android.app.ActivityThread.access$1500 (ActivityThread.java:201)
  at android.app.ActivityThread$H.handleMessage (ActivityThread.java:1702)
  at android.os.Handler.dispatchMessage (Handler.java:106)
  at android.os.Looper.loop (Looper.java:193)
  at android.app.ActivityThread.main (ActivityThread.java:6801)
  at java.lang.reflect.Method.invoke (Native Method)
  at com.android.internal.os.RuntimeInit$MethodAndArgsCaller.run (RuntimeInit.java:493)
  at com.android.internal.os.ZygoteInit.main (ZygoteInit.java:858)

Caused by: java.lang.SecurityException: 
  at android.os.Parcel.createException (Parcel.java:1950)
  at android.os.Parcel.readException (Parcel.java:1918)
  at android.os.Parcel.readException (Parcel.java:1868)
  at android.app.IActivityManager$Stub$Proxy.setServiceForeground (IActivityManager.java:5174)
  at android.app.Service.startForeground (Service.java:695)
  at com.CompanyName.AppName.BackgroundService.n_onCreate (Native Method)
  at com.CompanyName.AppName.BackgroundService.onCreate (BackgroundService.java:40)
  at android.app.ActivityThread.handleCreateService (ActivityThread.java:3609)

Caused by: android.os.RemoteException: 
  at com.android.server.am.ActivityManagerService.enforcePermission (ActivityManagerService.java:9376)
  at com.android.server.am.ActiveServices.setServiceForegroundInnerLocked (ActiveServices.java:1199)
  at com.android.server.am.ActiveServices.setServiceForegroundLocked (ActiveServices.java:880)
  at com.android.server.am.ActivityManagerService.setServiceForeground (ActivityManagerService.java:20697)
  at android.app.IActivityManager$Stub.onTransact$setServiceForeground$ (IActivityManager.java:10466)


ForegroundServiceを実装しているアプリには、AndroidManifest.xmlに以下の項目が必要になりました。
<uses-permission android:name="android.permission.FOREGROUND_SERVICE" />



3.64Bit対応

サポートされているアーキテクチャで 64Bit に該当するものにチェックを付けてビルドしなければなりません。つまりは arm64-v8a にチェックが入っていることが必須となります。

xamarin_android_release_2019_04.png


詳しくは上記画像をクリックして Google Developer サイトにてご確認ください。
以下の設定のようにチェックを入れると正しく公開できます。

xamarin_android_release_2019_03.png


正しく64Bitのアーキテクチャにチェックが付けられていないままアーカイブして Google Play Console にアップロードすると、公開前にエラーとしてはじかれてしまいます。

xamarin_android_release_2019_06.png


また、armeabi にチェックが入っているとアーカイブで失敗しました。

This ABI ('armeabi') is deprecated and will be removed in the next release. Please update your project properties.

xamarin_android_release_2019_05.png



4.パッケージの署名

これは Visual Studio の不具合なのか、設定不備なのか切り分けは付けれていませんが、Androidパッケージへの署名の設定を行うと以下のようなエラーがでてアーカイブすることができません。

MSB6006: "java.exe"はコード2を伴って終了しました。

xamarin_android_release_2019_01.png


上記署名画面のチェックが有効で、署名の設定がされていると、以下の画面の様にエラーが表示されてアーカイブが成功しません。手動でキーストアファイルを選択してパスワードを入力して Google Play Console へアップロードします。

xamarin_android_release_2019_02.png



5.必須項目の入力

Google Play Console のサイドメニューに表示されているチェックマークが緑色で点灯していることを確認します。一つでもチェックが灰色のままでは公開ができません。私の場合はAPIの最適化がされていない旨の警告メッセージが表示されていましたが、全く関係ありませんでした。

xamarin_android_release_2019_08.png


以上で、2019年8月以降に Google Play Console でアプリを公開することができました。
尚、私の場合はまだ非公開テストを行っており、正式リリースはしておりません。




最後までお読みいただきありがとうございます。
当ブログの内容をまとめた Xamarin逆引きメニュー は以下のURLからご覧になれます。
http://itblogdsi.blog.fc2.com/blog-entry-81.html


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著者名 :石河 純
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